不知火(しらぬい)は、百花王乱舞よりやや遠い北に構える小規模ギルドのひとつ。
圧倒的カリスマ性を持つギルマスの意志ひとつで築きあげた独裁政権ギルド。
脱退者が多い一方で、彼女に心酔する精鋭たちが揃い踏みし
小規模ギルドでありながら戦力は大規模ギルドに匹敵する。

女帝と呼ばれる女ギルドマスター。受付・仕事斡旋以外役職を置かず、ギルド経営の全てを担い独裁国家を築き上げた。
圧倒的カリスマ性、奇抜な思考と戦闘指揮能力、時に理不尽な経営理念と常識を逸した思考回路は異端者として映る。
脱退者は多く去る者は追わず、理念を崇拝する者だけに囲われ独裁政権を貫き通す。
気に入った者には惜しみ無い寵愛を、反骨は狂気に満ちた報復を与える。

シックスに対しては異常なまでの愛情と執着を持っている。

左腕にある鎖から魔物や猛獣を具現化して戦うアニマルチェイサー。
自身の腕前に絶対的な自信を誇り、対人戦をこよなく愛す対人狂。元不知火所属だが、現在は無所属でPKでKILL数を稼ぎ生活している。
PKが原因で恨みを買われる事も多く、本人はそれも楽しみのひとつと言ってるほど。
アミーの実力を高く評価し強くライバル視すると共に「初めての友達」と思っている。

不知火在籍時代はもっともフラメから寵愛を受けていた存在で、シックス自身もフラメを敬愛していた。しかし、当時"親友"をPkerに殺され、復讐のため心酔していたマスターの下を去る決意を固める。
「自分のやりたい事がマスターの意に反する事は誰でもある事」は彼の持論。
違法PK集団の存在を突き止め、PK集団を倒す事を目的に行動する。

シックスの相方のシールダー。
元々は百花王乱舞に所属していたが、年齢制限15歳が出来てから規約に同調できず脱退。そんな折、PKを仕掛けて来たのが無所属時代のシックスであった。彼もまたシックス同様対人狂である事から意気投合し、その後二人で不知火に加入した。
前戦に躊躇無く特攻する戦闘スタイルは、シックスと共に切り込み隊長の役割を担う。
真面目で努力家。その上仲間思いだが恋愛においては周りが見えなくなる程一本気でシックスから度々心配されるほど恋人のルヴィエルにベタ惚れで、結婚を間近に控えていた。しかし、1年前PK集団の標的にされ命を落としてしまった。
生前は不知火の参謀長と仕事斡旋を兼任する程フラメからの信用が厚かった。

不知火の受付嬢で、アルヴェールの恋人。
ギルドマスター・フラメに対して異常な程の忠誠心を持ち、ギルド内女性の中では一番の寵愛を受けている。
人の好き嫌いが激しく、相手によって態度をがらりと変えるためギルド内からはかなり嫌われているが、フラメからの寵愛を受けているため好き勝手やる事を許されている。
かなりサバサバした性格で、アルヴェールから愛されるのは当たり前と思っており、自身もアルヴェールを愛してはいたが、彼が死去した事に対してそこまで悲愴感は無い。
強くて実績のある男にしか興味が無い。