本編の主人公。母子家庭で学費のために6歳年齢を偽り6年前から百花王乱舞に加入している中学三年生。
童顔で身長も低く、アニメ声のため小学生に間違えられがち。
性格は少々天然気味。人生経験が少ないため、子供っぽく、頑固でわがままで負けず嫌いな一面を持つ。

同期加入のソルジャと意気投合し、以来行動を共にする相方となった。
ソルジャの事は「保護者」として見ている。

本人に自覚はないが、誰にでも良い顔をする八方美人で同性に嫌われるタイプで、同性の友達は少なかった。そんな折、二年前に出会ったアミーの裏表のない接し方に惹かれ、以来彼女を姉のように慕い、信頼している。今では一番気の合う女友達である。何度もギルドに誘ったが、なかなか首を縦に振らなかった事や、ソルジャが誘ってギルドに加入した事に少々不満を持っている。

恋愛に関しては非常に鈍感で、アミーとソルジャの関係に気付かなかったり、アルが自身に好意を寄せている事にまったく気付いていない。

噂に名高い超級火力のマジシャン。
所属していた小規模ギルド・リライブが経営難のため解散した事から大きな仕事を求め6年前百花王乱舞に移籍。現在は百花王乱舞の幹部として働く。
同期加入したルーシィと意気投合し、相方となった。ルーシィの事は出来の悪い娘のように思っており、恋愛感情は一切ない。最近はルーシィの反抗期に悩んでいる…

話す事が面倒くさいのか聞き手に回る事が多い。よく分からないところで切れたり気分にムラがある。人生経験や恋愛経験が豊富で雑学王。
小規模ギルドに在籍していた事もあり、世話好きな反面恋愛対象になる人間以外は、さほど興味が薄い。
言いたい事はハッキリ言ったり、他人が言いづらい事を代弁したり、自身が嫌われたり批判の対象になる事も厭わないと思っているため少々怖い・キツイと誤解されがちだが「俺が愛想悪い分、ルーシィが愛想良いから」とまったく気にしていない。

アミーとは恋人同士だが周りからあれこれ言われるのを煩わしく思い秘密にしている。

通称アミ。魔物や猛獣を鎖で具現化して戦う特殊な職業。
性格は男勝りで群れる事を嫌う一匹狼。スリーサイズは、B88　W60　H86のEカップ
虚弱体質で月に4〜5回は寝込むがギルド内随一の仕事量を誇る。

以前は15歳の頃一年間だけギルド雪霞(ゆきかすみ)に所属していた。しかし、若く才能のあるアミーを妬み、ギルドの空気が悪くなると言う理由で追放させられてしまった過去を持っているため、ギルドという存在に不信感を持っていた。そのため極力人と触れることを避け、深い人間関係を築かないようにしてきた。
そんな折二年前ルーシィと出会い徐々に打ち解け、ソルジャの誘いで百花王乱舞に加入する決意を固めた。一人は好きだが、仲間はずれには敏感。

ソルジャと恋人同士だが、ソルジャの意向やルーシィの相方を「盗った」という罪悪感、彼女との関係が崩れてしまう事を恐れ周囲には秘密にしている。
ホムラの事は友達として凄くお気に入りで「ホムラン」「アミ子」と呼ぶ仲。

海龍に所属する弓使いで、ギルドは違う物の、ルーシィの親しい友人。
性格は一言で言えばムードメーカー。感情をストレートに表現するタイプで自称癒し系。
妄想癖があるのか、誤った妄想を繰り広げる事が多々あるほど。また、よくわからない持論を展開し周囲を困らせる事があるがあまり気にしていない。

病気の父親がいるため、報酬が高額な仕事を紹介してくれるギルドを転々とする家族思いの優しい好青年。現在所属している海龍では成功報酬の高額で仕事内容の難しい物は余っている事が多いため五年ほど在籍している。
ギルドに所属しながら他ギルドの仕事を請け負う事も多く、百花王乱舞は特に世話になっているギルドのひとつ。しかし、成功報酬の高い物はみんなアミーがやってしまっているのが悩みの種。
前述の通り、父親が病気であるため「食」に関しては非常にうるさく、「朝昼晩三食食べる事」をモットーとし、食事を抜く人間には自分のご飯をあげるなどと言った行動に出る。